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トラブル解決

サイトが急に重くなった、どこをチェックすればいい?

📅 2025年12月18日 👤 サーバー選び.jp 編集部 👀 2 views

「先週まで普通だったのに、今日急にサイトが重い」

これ、編集部によく寄せられる相談です。サイトの表示速度って、ある日突然変わることがあります。

原因はいくつかパターンがあって、適切に切り分ければ自分で対処できることが大半。このページでは、急に重くなったときのチェックリストと、即効改善テクを整理します。

まず確認:本当に重い?

体感だけで「重い」と判断すると、誤検知のこともあります。客観的に測ってみましょう。

  • Google PageSpeed Insights:URL入れるだけで100点満点でスコア表示
  • GTmetrix:詳細なリクエストごとの読み込み時間
  • Chrome の Network タブ(開発者ツール):リアルタイムでリクエスト時間表示

「Performance スコアが先週85だったのに今日40」みたいな数値で見ると、本当に遅くなっているかどうか分かります。

重さの主犯候補(代表7つ)

1. 画像が重すぎる

最近追加した画像が、未圧縮の高解像度画像で、1枚 5MB 以上、というパターン。1ページに何枚もあると、サイト全体が引きずられます。

対処:

  • EWWW Image Optimizer や ShortPixel でまとめて圧縮
  • WebP 形式への変換
  • 古い画像は遅延読み込み(Lazy Load)

2. プラグインを入れすぎ

「便利そう」と思って次々プラグインを入れた結果、20個以上溜まり、全体が重くなる定番パターン。

対処:

  • 不要プラグインを削除(無効化ではなく完全削除)
  • 重いプラグインを特定(WordPress の「サイトヘルス」が役立つ)
  • 同じ機能のプラグインは1つに絞る

3. テーマが重い

特に海外製の見栄え重視テーマ、機能てんこ盛りで重いことがあります。「Avada」「Divi」みたいな多機能テーマは初心者向けに見えて、実はサーバー負荷が大きい。

対処:

  • 軽量テーマ(Cocoon、GeneratePress、Astra)に切り替え
  • カスタマイザーで不要機能をオフ

4. データベースが肥大化

WordPress のリビジョン(下書き履歴)、スパムコメント、自動保存などが溜まると、データベースが肥大化して遅くなります。

対処:

  • WP-Optimize で「クリーンアップ」を実行
  • 古いリビジョンを削除
  • スパムコメントを一括削除

5. サーバープランが用途に合わない

月10万PVを超える規模なのに月額500円プラン、というケース。サーバー側の処理能力が追いつかず、全体的に重い。

対処:

  • 上位プランへアップグレード
  • サーバー会社の負荷状況グラフを確認
  • 必要なら別社へ乗り換え

6. キャッシュが効いていない

キャッシュプラグインを入れたつもりが、設定が間違っていて効いていない、というケース。

対処:

  • WP Super Cache の設定を見直す
  • LiteSpeed 系サーバーなら LiteSpeed Cache を活用
  • ブラウザキャッシュも有効化

7. 攻撃を受けている

ボットや海外からの大量アクセスで、リソースを食われている可能性。

対処:

  • アクセスログを確認(国別、IP別)
  • Cloudflare の「セキュリティレベル」を上げる
  • WAF や Bot 対策を有効化

切り分けのコツ

「いつから重くなったか」を特定するのが大事。

  • 昨日まで普通、今日突然 → サーバー側 or 攻撃の可能性
  • 少しずつ遅くなった → プラグイン、画像、データベース肥大
  • 特定の時間帯だけ重い → アクセス集中、共用サーバーの他ユーザー影響
  • 特定のページだけ重い → そのページの画像・プラグイン

切り分けが進めば、対処もしやすくなります。

即効でできる改善テク

時間がないときの応急処置:

A. キャッシュ系プラグインの導入

10分の作業で:

  • WP Super Cache をインストール
  • 設定 → キャッシング → オン
  • ページキャッシュレベル → 標準

これだけで表示が体感で速くなることが多いです。

B. 画像の Lazy Load

WordPress 5.5以降は標準で Lazy Load 対応。プラグイン不要で、ページ下部の画像は表示直前まで読み込まない。

C. 不要プラグインの一括削除

「使ってないけど無効化したまま」のプラグインを完全削除。これだけで管理画面の動作が軽くなります。

D. リダイレクトを最小化

不要なリダイレクト(www有り/無し、http→https の二重リダイレクト等)を整理。

長期的な改善案

応急処置だけでなく、長期的に速さをキープする運用:

  • WordPress・テーマ・プラグインの定期更新:バージョンを最新に保つ
  • データベースの定期メンテナンス:月1回、WP-Optimize を実行
  • 画像は必ず圧縮してアップロード:習慣化
  • PageSpeed Insights を月1回チェック:数値が落ちていないか確認

結論っぽい何か

サイトの「重さ」は、多くの場合、複数の要因が積み重なって発生します。

  1. 客観的に測る(PageSpeed Insights)
  2. 切り分け(原因の特定)
  3. 応急処置(キャッシュ、画像圧縮)
  4. 長期改善(運用フローの見直し)

慌てず順番に対処すれば、ほぼ確実に改善できます。「重いから乗り換え」を急がず、まず手元のサイトを見直しましょう。

よくある質問

Q. 重いまま放置するとSEOに悪影響ありますか?
A. あります。Google は表示速度を検索順位の要素に含めているので、遅いサイトは順位が下がる可能性。修正は優先的に。
Q. サーバープランを上げれば全部解決しますか?
A. 一部解決しますが、画像・プラグイン・テーマの問題はプランアップでも解消されません。プランアップ前に、本記事の他の原因を潰しておくのが効率的です。
Q. 日本国内向けサイトでもCloudflareは有効?
A. 速度面では微妙ですが、攻撃対策・DDoS対策としては効きます。「最近重い、なんかおかしい」を感じたら、入れて損ないです。

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