WordPressの表示速度を上げる基本テク。重いサイトを軽くする7つの方法
WordPress の表示速度って、放置するとどんどん遅くなります。プラグイン追加、画像追加、テーマカスタマイズの積み重ねで、気づくと重い。
「サイトが重い」と感じたら、これから紹介する7つの方法を、上から順に試してみてください。1個1個の効果も大きい。
方法1:画像の圧縮と最適化
体感速度に最も影響するのが画像。一眼レフで撮った写真をそのまま上げると、1枚 5MB 超えることも。
対処:
- EWWW Image Optimizer プラグイン:アップロード時に自動圧縮
- TinyPNG(ウェブツール):手動で1枚ずつ圧縮
- WebP 変換:JPEG/PNG より50%程度軽い
特に古い画像を一括で圧縮するだけで、サイト全体のサイズが半分になることがあります。
方法2:キャッシュプラグインの導入
WordPress は記事を表示するたび、データベースに問い合わせてHTMLを組み立てます。これが重い。
「キャッシュ」を有効化すると、組み立て済みのHTMLをコピーして即提供してくれるので、表示速度が劇的に上がります。
主要キャッシュプラグイン:
- WP Super Cache(無料、初心者向け)
- LiteSpeed Cache(LiteSpeed系サーバーなら最強)
- WP Rocket(有料、最強の機能)
「LiteSpeed Cache + LiteSpeed系サーバー」は、設定するだけで PageSpeed Insights のスコアが20以上上がることも。組み合わせとして強力。
方法3:プラグインの整理
「最近遅い」と感じたら、まずプラグインの数を数えてみてください。20個を超えていたら多すぎ。
整理の手順:
- プラグイン一覧を開く
- 直近3か月使っていないプラグインを「停止 → 削除」
- 同じ機能の重複を排除
- 「サイトヘルス」(WordPress 標準機能)で重いプラグインを特定
これだけで、管理画面の動作も体感で軽くなります。
方法4:データベースの最適化
WordPress は使えば使うほどデータベースに「ゴミ」が溜まります:
- 記事のリビジョン(下書き履歴)
- 自動保存
- スパムコメント
- 削除済みのプラグインの残骸データ
WP-Optimize プラグインの「クリーンアップ」を月1回実行。
体感速度には直結しないこともありますが、長期運用での「だんだん重くなる」を防ぐ意味で重要。
方法5:テーマを見直す
機能てんこ盛りの海外テーマ(Divi、Avada など)を使っているなら、軽量テーマへの変更を検討。
軽量で評判のテーマ:
- GeneratePress(海外、極めて軽量)
- Cocoon(国産、SEO対応で軽量)
- Astra(海外、人気)
テーマ変更は影響が大きいので、Staging環境(テスト環境)で確認してから本番反映を。
方法6:Lazy Load(遅延読み込み)
ページ下部の画像を「スクロールしたときだけ読み込む」設定。
WordPress 5.5以降は標準対応(loading="lazy" 属性が自動で付く)。プラグインなしで効きます。
それでも遅い場合は:
- a3 Lazy Load プラグイン
- Smush プラグインの遅延機能
を補助で。
方法7:CDN の導入(中〜上級者向け)
Cloudflare などの CDN を入れると、画像や CSS を世界各地のサーバーから配信できます。
ただし、別記事 cdn-explained でも書いた通り、
- 国内向けサイトでは効果薄い
- 設定がやや面倒
なので、上6個を試してまだ重ければ最後の手段、という位置付け。
計測と改善のループ
改善するなら、まず現在の数値を測ってください。
- Google PageSpeed Insights(無料、Google 公式)
- GTmetrix(無料、詳細な分析)
- Pingdom(無料、地域別の速度測定)
PageSpeed Insights で Performance スコア70以上を目指せば、ユーザー体感としても十分。
「速くしたつもりが遅くなった」を避ける
最適化中に、設定ミスでサイトが壊れることがあります。予防策:
- 変更前にバックアップ(UpdraftPlus 等)
- Staging環境で先に試す
- 1個ずつ変更して、毎回計測
特にキャッシュ系の設定は、間違えるとサイト全体に影響するので慎重に。
結論
WordPress の表示速度は、「画像」「キャッシュ」「プラグイン」の3つだけで、半分以上は決まります。
優先度:
- 画像圧縮(EWWW Image Optimizer)
- キャッシュ導入(WP Super Cache or LiteSpeed Cache)
- プラグイン整理
- データベース最適化
- テーマ見直し
- Lazy Load
- CDN
上から順に試して、それぞれで PageSpeed Insights を測定。これだけで、ほとんどのサイトが軽くなります。
よくある質問
Q. PageSpeed Insights のスコア、何点を目指せば?
Q. キャッシュを入れたらサイトが壊れました
Q. サーバープランを上げるのと、最適化、どっちが先?
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