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WordPress入門

WordPressをhttps化する完全手順、初心者でも30分で出来る

📅 2026年2月11日 👤 サーバー選び.jp 編集部 👀 2 views

WordPress のサイトを https 化したい。サーバー側で SSL を有効にするだけでは不十分で、WordPress 側の URL 設定も変更する必要があります。

このページでは、初心者でも 30分で完了する手順を、詳しく追っていきます。

なぜ WordPress 側の設定も必要?

サーバーで SSL を有効化すると、「https」でアクセス可能になります。が、WordPress 内部では、まだ「http」のURLが記憶されています。

  • 記事内の画像のURL → http://yoursite.com/image.jpg
  • テーマ・プラグインのCSS → http://yoursite.com/wp-content/...
  • ナビゲーションのリンク → http://yoursite.com/about/

これらが残ったまま https で表示されると、「混在コンテンツ警告」が出ます。WordPress の内部URLを全て https に統一する必要があります。

ステップ1:サーバー側で SSL を有効化

主要レンタルサーバーは、無料SSL(Let's Encrypt)が標準装備。管理画面で1〜2クリックで有効化できます。

別記事 ssl-explained で詳しく書いたので、ここでは割愛。

有効化後、ブラウザで https://yoursite.com にアクセスして、ページが表示されることを確認。

ステップ2:WordPress 管理画面で URL を https に変更

  1. WordPress 管理画面にログイン
  2. 「設定 → 一般」
  3. 「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」の両方を、http から https に変更
  4. 「変更を保存」

これで、ログアウト → 再ログインが必要になります。

ステップ3:データベース内の URL を一括置換

ここからが本番。記事の中身に残っている http://https:// に置換します。

Better Search Replace プラグインを使う

  1. 「プラグイン → 新規追加」 → 「Better Search Replace」を検索 → インストール → 有効化
  2. 「ツール → Better Search Replace」
  3. 検索する文字列:http://yoursite.com
  4. 置換する文字列:https://yoursite.com
  5. テーブルを選択(Select All)
  6. 「Run as dry run?」をチェック(必ず最初は仮実行)
  7. 「Run Search/Replace」を実行 → 結果を確認
  8. 問題なければ「Run as dry run?」のチェックを外して、本実行

注意

  • 「yoursite.com」の部分は、自分のサイトのドメインに置き換える
  • 必ずドメイン名込みで検索する(http://だけだと外部リンクまで変更してしまう)
  • 仮実行(dry run)で結果確認してから本実行

ステップ4:.htaccess でリダイレクト設定

http アクセスを自動的に https に飛ばす設定。SEO 観点でも必須。

FTPで .htaccess を開き、以下を追加:

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} !=on
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}/$1 [R=301,L]

または、主要レンタルサーバーは「http→https リダイレクト」を管理画面のスイッチで有効化できます。安全のためそちらを推奨。

ステップ5:外部リンク・埋め込みコンテンツの確認

ブログ記事の中で、外部のサイトを <img><iframe> で読み込んでいる場合、それらが http:// だと混在コンテンツ警告が出ます。

確認方法:

  • ブラウザの開発者ツール(Chrome の F12)を開く
  • 「Console」タブで「Mixed Content」と書かれた警告を確認
  • そこに表示されるURLを https:// に書き換える

ステップ6:WordPress テーマ・プラグインの設定

一部のテーマやプラグインは、独自に画像URLを管理しています。

確認場所:

  • テーマカスタマイザー
  • プラグインの設定画面(例:Yoast SEO、Contact Form 7 等)

http:// の URL が残っていたら、https:// に書き換える。

ステップ7:Search Console の設定

Google Search Console を使っているなら、新しい https サイトとして登録し直す必要があります。

  1. Search Console にログイン
  2. 「プロパティを追加」 → https://yoursite.com を登録
  3. 所有権の確認
  4. サイトマップ送信

http 版のプロパティは残しておいても影響ありませんが、今後は https 版を主に使います。

ステップ8:アクセス解析の設定

Google Analytics のプロパティ設定で、デフォルトURL を https に変更。「管理 → プロパティ設定」から。

ステップ9:確認とテスト

全工程の最後に:

  • ブラウザで https URL にアクセスし、鍵マークが付くことを確認
  • 開発者ツールで「Mixed Content」警告がないか
  • 記事内の画像、リンクが全て https
  • ログインができる
  • 管理画面が動作する

トラブルが起きたら

別記事 ssl-not-working を参照してください。代表的なトラブルと対処を整理してあります。

結論

WordPress の https 化は、

  1. サーバーで SSL 有効化
  2. WordPress URL設定を https に
  3. データベース内 URL を一括置換
  4. リダイレクト設定
  5. 外部リンク・埋め込みコンテンツ確認
  6. テーマ・プラグイン設定確認
  7. Search Console / Analytics 更新

の手順で完了します。30分〜1時間が目安。

慌てず、ステップ1から順に進めてください。途中で詰まったら、サーバー会社のサポートが力強い味方です。

よくある質問

Q. https 化してから順位が落ちました
A. 一時的に落ちることがありますが、通常1〜2週間で回復し、長期的には上昇傾向。Search Console で「インデックス登録をリクエスト」すると早く反映。
Q. 混在コンテンツ警告が消えません
A. Better Search Replace の置換漏れか、外部URL の問題。開発者ツールで具体的にどのURL が問題か確認して、1個ずつ対処。
Q. http の URL のままサイトを運用してきました。今から https に変えるリスクは?
A. 正しい手順なら最小限です。SEO 評価は引き継がれ、長期的には https のほうが評価が高い。今から変える価値は大いにあります。

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