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ドメインの話

ドメイン名で後悔しないために。よくある失敗5パターンと考え方

📅 2025年6月21日 👤 サーバー選び.jp 編集部 👀 2 views

ドメイン名って、最初に勢いで決めてしまって後で後悔しがちです。サーバーは引っ越せても、ドメインは「変えると検索順位が落ちる」「メールが届かなくなる」など、後から動かすのが面倒な要素が多い。

このページでは、編集部が見てきた「後悔したドメイン名」のパターンを共有しつつ、決める前に立ち止まる材料を提供します。

失敗パターン1:長すぎる

「ハイフン入りで覚えやすい短いやつが取れない…」と粘った結果、super-handmade-zakka-shop-tokyo.com みたいな超長いドメインで取ってしまうケース。

長いと:

  • 口頭で伝えづらい(電話や対面で「ハイフンの位置どこ?」と毎回聞き返される)
  • 名刺やチラシで文字が小さくなる
  • タイプミスされやすい

長いドメインを取るくらいなら、思い切って造語に振った方が良いことが多いです。

失敗パターン2:他社の商標を含めてしまう

「nike-style.com」「apple-mania.jp」みたいな、他社の有名な商標を含むドメイン。

これ、ドメイン取得時点ではエラーになりませんが、後で内容証明が届く可能性があります。実際に商標権者から「ドメイン譲渡してください」と申し立てられて、揉めた挙句に取り上げられたケースを編集部は何件か知っています。

ファンサイト・批評サイトでも油断は禁物。「○○好き」「○○マニア」みたいな名前は、訴訟リスクがゼロではないという認識を持っておいた方がいい。

失敗パターン3:意味の取れない造語に走りすぎ

短くてかっこいい、を追求した結果、

  • qzxrl.com
  • kkzbb.jp

みたいな、何のサイトか想像できないドメイン。

短さは正義ですが、まったく無意味な羅列だと:

  • SEO の観点で「このサイト何屋さん?」のヒントが減る
  • 口で言われても聞き取れない
  • ブランドとして覚えられにくい

最低限「読める」「言える」「書ける」の3つはクリアしたいところ。

失敗パターン4:ローマ字綴りが微妙

日本語の意味を込めたい気持ちで、ローマ字ベースの綴りにすることはよくあります。「kasai-jiten.jp」(家事辞典)とか。これ自体は悪くないのですが、

  • ヘボン式とローマ式で揺れる(tsuki vs tuki)
  • 訓令式・標準式が混在(syaberu vs shaberu)
  • 長音記号の扱い(Tokyo vs Toukyou vs Tooo)

これで類似ドメインが先取りされると、間違って入力した訪問者が違うサイトに着いてしまいます。決める前に、ありえる綴りパターンを並べて、「自分が選ぶ綴り以外で先に取られているものはないか」を必ずチェックしましょう。

失敗パターン5:途中で事業内容が変わる前提が抜けている

これは長く運営する人ほど刺さる話。

開業時に「英会話スクール専門」と決めて nihon-eikaiwa-school.jp で開業。その後、英会話以外にも幅を広げたくなったとき、ドメイン名が縛りになります。

ドメインに事業領域を狭く入れすぎると、ピボット(方向転換)しにくい。

おすすめは:

  • 屋号系(yoshida-shoten.jp のような店名そのまま)
  • 抽象的な造語(mitsuba-school.jp のようにスクール内容に縛られない)
  • 概念系(luminous-tokyo.com のようにイメージ重視)

これらは事業領域が変わっても使い続けられます。

「.jp」「.com」「.net」、どれを選ぶ?

ドメインの末尾、どれを取るか問題。これはまた別記事で詳しく書きますが、ざっくり結論だけ:

  • 信頼感が欲しい(コーポレート、店舗) → .jp または .co.jp
  • グローバル展開も視野(または無難) → .com
  • 個人ブログ・趣味 → 何でもOK。.com.jp が無難

.work .tokyo .shop などの新しいドメインも増えていますが、まだメールフィルタに引っかかったり、覚えてもらいにくい面があります。冒険するならサブのドメインとして、ですね。

決める前に必ずやる確認

候補が決まったら、最低限これだけ確認:

  1. 商標検索 … 特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)で、自分の事業分野と被る登録商標がないか
  2. 既存サイトとの被り … Google でドメイン名(なしも含む)を検索して、同名のサイト・会社・サービスが既にないか
  3. SNS アカウント … 同名で X、Instagram のアカウントが取れるか
  4. 発音テスト … 第三者に口頭で伝えて、正しくスペルを書いてもらえるか

ここまでやって OK なら、安心して取得に進めます。

値段だけ見ない

.com は年1,500円、.jp は年3,000円、.work は年500円…と価格はバラつきますが、ドメイン代は事業のコストの中では微々たるもの。年1,000〜3,000円の差でドメインを選ぶのは、長い目で見ると損です。

逆に言うと、「年500円だから」と安いドメインを選んで、後から変えるコストの方がはるかに大きい。最初にしっかり決めて、ふさわしいドメインを取りましょう。

よくある質問

Q. ハイフンは入れた方がいいですか?入れない方がいいですか?
A. 基本的には入れない方がスマートです。口頭で「ハイフンの位置」を毎回伝える手間が発生するため。ただし、英単語の繋ぎ目が分かりにくくなる場合はハイフンを1つ入れる程度はアリです。
Q. 日本語ドメイン(例:○○.jp の前が漢字)は使えますか?
A. 取得はできますが、メールアドレスとして使うときにシステム対応が追いつかないことがあります。会社名にこだわりがなければ、ローマ字ドメインの方が無難です。
Q. 中古ドメインを買うのはあり?
A. 上級者向けです。過去の運用履歴が悪いと、Google から「ペナルティを引きずる」可能性があります。安易に手を出さず、専門家のチェックを通した上で。

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