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お引越し

レンタルサーバーの乗り換え、初心者でも失敗しない完全手順

📅 2025年10月4日 👤 サーバー選び.jp 編集部 👀 2 views

「いま使ってるサーバー、なんだか重い気がする」「もっと安いとこ見つけた」「サポートが微妙すぎる」

何かしらの不満が溜まると、サーバーの乗り換えが視野に入ってきます。実際、多くのウェブサイト運営者が3年に1度くらいの頻度でサーバーを変えています。

このページでは、WordPress サイトを例に、初心者でも詰まらずに引っ越せる手順を整理します。

引っ越しの全体像

おおまかな流れ:

  1. 新サーバーを契約
  2. WordPress を新サーバーに移行(ファイル + データベース)
  3. 動作確認(新サーバーの「テストURL」で表示確認)
  4. ドメインを新サーバーに向ける(DNS切替)
  5. 旧サーバーを停止 or 解約

実際にやってみると、半日くらい。慣れている人なら2時間で終わります。

ステップ1:乗り換え先を決める

これは別の記事に譲りますが、現状の不満点を整理して、それを解消する新サーバーを選びます。

  • 速度に不満 → ConoHa WING、mixhost、エックスサーバー上位プラン
  • 料金に不満 → ロリポップ ハイスピード、Xserver の長期契約
  • サポートに不満 → 電話・チャット対応がある会社

新サーバーが決まったら、まず契約してログインできる状態にします。

ステップ2:移行ツールで一発引っ越し

WordPress なら、移行作業は All-in-One WP Migration プラグインが定番中の定番。これを使うと、

  1. 旧サーバーのプラグイン画面で All-in-One WP Migration をインストール
  2. 「エクスポート」を選択 → サイト全体を1ファイルに固める(.wpress 形式)
  3. 出来たファイルをパソコンにダウンロード
  4. 新サーバーに WordPress を「簡単インストール」
  5. 新サーバーの WordPress でも All-in-One WP Migration をインストール
  6. 「インポート」で先ほどのファイルをアップロード

これだけ。慣れれば1時間。

ファイルサイズが大きい場合(数GB)は、無料版だと制限に当たります。その場合は WP Vivid、Duplicator、UpdraftPlus などの代替ツールを使うか、All-in-One の有料版を買うか。

ステップ3:多くのサーバー会社が「移行サービス」を用意している

主要サーバーは、新規契約者向けに WordPress 移行を代行してくれるサービス を無料 or 安価で提供しています。

  • エックスサーバー:WordPress 移行代行サービス(有料、1サイト33,000円〜)
  • ConoHa WING:かんたん移行(無料)
  • ロリポップ:お引越し代行サービス(無料、条件あり)
  • mixhost:無料お引越しサポート(条件あり)

「初心者」「面倒なことやりたくない」方は、これに頼るのが圧倒的にラク。プロが旧サーバーから新サーバーへの移行を全部やってくれます。

ステップ4:新サーバーの「テストURL」で確認

ドメインを切り替える前に、新サーバーに移行された WordPress がちゃんと動いているか確認 する必要があります。

主要サーバーは「テスト用URL」を提供してくれます。例えば、

  • https://hello-new.xserver.jp/
  • https://your-name-conoha.test/

みたいな仮URLでアクセスすると、新サーバー上のサイトが見られます。ここで:

  • トップページが正常に表示される
  • 記事の中身が文字化けしていない
  • 画像がちゃんと表示される
  • お問い合わせフォームが動く
  • 管理画面にログインできる

を確認。これが OK なら、ドメイン切替に進みます。

ステップ5:DNS切替(ここが一番の山場)

ドメインのネームサーバー、または A レコードを、新サーバーに向ける作業。

ネームサーバー丸ごと変更パターン(おすすめ)

  • ドメイン取得会社の管理画面で、ネームサーバーを新サーバーの指定値に変更
  • 例:ns1.xserver.jpns2.xserver.jpns3.xserver.jp

A レコードだけ変更パターン(細かい制御がしたい人)

  • 旧サーバーで使っていた DNS 管理画面で、A レコードの IP アドレスを新サーバーのものに変更

ここで設定変更すると、世界中の DNS サーバーへの反映に数時間〜半日かかります。この間、訪問者の一部は旧サーバー、一部は新サーバーにアクセスする「ハイブリッド状態」になります。

ダウンタイムを最小化するコツ

事前にTTL を短くする:乗り換え1〜2日前に、DNSのTTL(キャッシュ保持時間)を300秒(5分)などに短くしておく。これで切替時のラグが最小化。

新サーバーで先に動作確認:DNS 切替前に、新サーバーの WordPress が完全に動く状態にしておく。

旧サーバーは1週間動かしておく:切替後、最低1週間は旧サーバーをそのまま動かす。世界中の DNS が反映されるまで保険として。

これで実質的な停止時間ゼロで引っ越せます。

ステップ6:旧サーバーを停止 or 解約

DNS 切替から1〜2週間経過し、

  • 全アクセスが新サーバーに来ているか確認(アクセスログで)
  • 新サーバーで問題が起きていないか確認
  • メールも新サーバーで受信できているか確認

これらが OK なら、旧サーバーを解約します。月額料金が止まります。

引っ越しでハマりがちなポイント

経験的に、以下で詰まる方が多いです。

1. SSL証明書が反映されない 新サーバーで SSL を有効にし忘れ、または認証エラーで反映されない。DNS 切替前に新サーバー側の SSL 設定を済ませておく。

2. WordPress URL の置換漏れ 記事内に https://old-server-test.xserver.jp/wp-content/... のような旧サーバーのテストURLが残ったまま。新サーバーで Better Search Replace プラグインを使って一括置換が必要。

3. メールが届かなくなる DNS の MX レコードを新サーバーに向け忘れ。サイトはOKだがメールだけ受信できない、というケース。

4. データベースの引き継ぎ漏れ ファイルだけ移して、データベースを忘れる。記事の中身は全部データベースなので、これだと空っぽのサイトになる。All-in-One WP Migration を使えば自動で両方移行してくれる。

これらは「事前チェックリスト」を1枚作って、1個ずつ潰しながら進めると安全。

結論

サーバー引っ越しは、最初は怖そうに感じますが、ツールに頼れば思ったよりカンタンです。

「サーバー会社の移行代行サービス」「All-in-One WP Migration」「事前のDNS TTL 短縮」、この3つを押さえれば、初心者でも実質ダウンタイムゼロで引っ越せます。

不満を抱えながら今のサーバーを使い続けるのは、機会損失。半日の作業で快適になるなら、やる価値あり。

よくある質問

Q. 引っ越し中、サイトは止まりますか?
A. 正しい手順なら実質ゼロです。DNS の TTL を短くして、新サーバーで動作確認後に切り替えれば、訪問者は止まったことを意識しません。
Q. 引っ越したらSEOの順位は落ちますか?
A. 一時的に小さく揺れることはありますが、すぐ戻ります。Google も「サーバー移行は通常のメンテナンス」と捉えてくれます。
Q. メールも一緒に引っ越し必要?
A. はい。サイトとセットで MX レコードを変更し、新サーバーでメールアカウントを再作成する必要があります。Gmail 集約していれば設定変更だけで OK。

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