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WordPress入門

WordPressのバックアップを取る方法、初心者でも分かる3パターン

📅 2026年1月25日 👤 サーバー選び.jp 編集部 👀 2 views

WordPress のバックアップ、ちゃんと取っていますか?

「サーバー会社が自動バックアップしてくれるから大丈夫」と思っているなら、別記事 backup-basics を先に読んでください。サーバー側だけでは足りない、というのが結論です。

このページでは、WordPress 特有のバックアップ方法を、初心者向けに3パターン整理します。

バックアップで何を取るのか

WordPress のサイトは、大きく分けて2つのデータで成り立っています:

  1. ファイル:WordPress本体、テーマ、プラグイン、アップロードした画像
  2. データベース:記事の中身、コメント、設定値、ユーザー情報

両方とも揃わないと復元できません。「ファイルだけ」「データベースだけ」ではダメ。これ重要。

パターン1:プラグインで自動化(おすすめ)

最も初心者にやさしい方法。

UpdraftPlus

  • 国内外問わず一番人気のバックアップ系プラグイン
  • 無料版で個人運用なら十分
  • Google Drive / Dropbox / Amazon S3 等にバックアップを自動アップロード

設定手順:

  1. プラグインをインストール → 有効化
  2. 設定 → 「設定」タブで:
    • スケジュール:週1回(または日次)
    • 保存先:Google Drive を選択 → 認証
    • 保持期間:過去4世代を保持
  3. 「今すぐバックアップ」で初回テスト

これで以後、自動でバックアップが取られます。

BackWPup

  • 高機能、無料版で多くのことが可能
  • データベース、ファイル、複数の保存先対応

UpdraftPlus と機能は似ています。どちらかをお好みで。

パターン2:手動でFTP + データベース

少し技術が必要ですが、自分の手で確実にやる方法。

ファイルの手動取得

  1. FTP接続(SFTP推奨、別記事 ftp-vs-sftp 参照)
  2. /public_html/ または WordPress インストールフォルダを開く
  3. wp-content/ フォルダ全体をローカルにダウンロード

ファイル数が多い・容量大きい場合は、サーバー上で zip 化してから取ると速いです(レンタルサーバーのファイルマネージャーで zip 作成可能なことが多い)。

データベースの手動取得

サーバーの管理画面で:

  1. PHPMyAdmin にアクセス(管理画面のメニューにある)
  2. 該当データベースを選択
  3. 「エクスポート」タブ
  4. 「実行」 → SQLファイルをダウンロード

これで、ファイルと データベースが揃いました。両方とも安全な場所に保存。

パターン3:サーバー会社の自動バックアップを使う

これが一番手軽。ただし注意点あり(別記事参照)。

主要サーバーの自動バックアップ:

  • エックスサーバー:14日分、無料、復元無料(機能による)
  • ConoHa WING:14日分、無料、復元無料
  • mixhost:14日分、無料、cPanel から復元
  • ロリポップ:7日分(上位プラン)、無料

「設定ゼロ」で勝手にバックアップが取られているので、何もしなくてOK。

ただし:

  • 復元は「サイト全体の上書き」が基本(1ファイル戻し不可な場合も)
  • 復元頻度が時間単位(日次が多い)
  • サーバー会社が消えたら、バックアップも消える

これらの制限を理解した上で活用してください。

おすすめの組み合わせ

編集部の運用例:

  • メイン:UpdraftPlus で週1回、Google Drive へ自動バックアップ
  • サブ:サーバー会社の自動バックアップ(無料)
  • 本気:大きな更新前は、UpdraftPlus で手動バックアップを追加

これで95%以上の事故をカバーできます。

復元の練習が大事

バックアップを取るだけでは半人前。「戻せる」ことが大事。

テストの方法:

  1. テスト用のサーバーを別途借りる(または既存サーバーの別ドメイン)
  2. バックアップから復元してみる
  3. ちゃんと動くことを確認

これを1回でも経験しておくと、いざというときの慌てる度合いが全然違います。

古いバックアップは消すのか?

容量を圧迫するので、ある程度経ったら古いものを削除。

おすすめのルール:

  • 日次バックアップ:7世代(1週間分)
  • 週次バックアップ:4世代(1か月分)
  • 月次バックアップ:6世代(半年分)
  • 重要な日(大きな変更前):永久保存

これくらいで実用十分です。

バックアップを取る頻度

サイトの更新頻度に合わせて:

  • 毎日更新するブログ:日次バックアップ
  • 週数回の更新:週次バックアップ
  • 月数回の更新:月次バックアップ

「更新したら手動バックアップ」が理想ですが、現実的には自動化を活用。

結論

WordPress のバックアップは、

  • UpdraftPlus でクラウドに自動バックアップ(基本)
  • サーバー会社の自動バックアップを併用(保険)
  • 大きな変更前は手動でも取る(さらなる保険)

これで安心して運用できます。バックアップを「面倒」と思わず、「保険料」と思って、コストかける価値あり。

よくある質問

Q. バックアップから戻すのに、何時間かかりますか?
A. サイト規模によりますが、UpdraftPlus なら30分〜1時間、サーバー会社の自動バックアップ復元なら数分。早めに復元できる仕組みを整えておくのがオススメ。
Q. バックアップを取りすぎてストレージが圧迫しています
A. 世代管理を厳しめに(7世代以下に絞る)。古いものは月次に切り替えて、容量を抑えます。
Q. WordPress 引っ越し(別サーバーに移行)もバックアップで?
A. 可能ですが、専用ツール(All-in-One WP Migration等)のほうがラク。バックアップは「保険」、引っ越しは「移行ツール」、用途を使い分け。

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